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「アフガニスタン戦から感じた確かなこと」 たまにはそれっぽく。 [サッカー日本代表]

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昨日行われた2018ワールドカップアジア2次予選、日本代表対アフガニスタン代表の一戦は

6-0

となり、日本代表の大勝で幕を閉じた。


前半に香川と森重がそれぞれ1得点を挙げ、後半は香川のこの日2得点目を皮切りに岡崎の2得点と本田の得点でゴールラッシュとなり、久々に胸の空く内容だったと言える。


この日の日本代表はカンボジア戦で先発出場した武藤をベンチに下げ、原口を左サイドの高い位置に置く新しい形で試合に入った。

原口は臆することなく相手にアタックを仕掛け続け、前半10分に香川が挙げた先制点のきっかけを作り出すなど、自らが戦える選手だということを証明した。
相手のレベルを考えると当然のパフォーマンスではあるが、当たり前のことを当たり前に出来る原口の活躍は今後、チーム内競争を活性化させることに繋がるだろうし、非常に意義深いものだった。


チームとしてもゴールへの意識が高かったため、前線における選手の渋滞が少なく、相手の脅威となるような場面が多く見られた。カンボジア戦から間も無いこの一戦でこれほどの改善を見せた指揮官、ハリルホジッチの手腕は評価されるべきである。


だが、それ以上に評価されるべき男が居る。
チームの絶対的エースである本田圭佑はこの試合で誰よりも強い意志を見せ、指揮官の提示したスタイルを体現し続けた。


ハリルホジッチが就任後に本田を招集し起用した試合では毎回、2人の間で細かい刷り合わせが行われており、その頻度から推測するに、招集後の事前合宿や試合と試合の間の練習ではより多く、そして濃い意見交換や指揮官から本田への意思伝達が行われていたのだろう。


私がハリルホジッチ以上に本田が評価されるべきだと思う理由として、ピッチレベルでの尽力が挙げられる。ハリルホジッチは選手交代のパターンも固定されていることから、チームに求める戦術も非常にシンプルであることが予想されるのだが、チームにはその戦術が上手く浸透しておらず、無駄なプレーが散見されていた。


選手達が持っている高いスキルが仇となり、シンプルなプレーが大前提となる戦術への理解を遅らせたということと、形にこだわり過ぎるあまり、自らの首を絞めていたというのが私の見解なのだが、本田は指揮官の意図を的確に汲み取り、他の選手達にその本質を伝えると同時に、自らもそのようにプレーすることで、チームの戦術に対する理解を加速させた。


中心である選手がこのようにプレーすれば、周りもそれに合わせるのは当然であり、結果としてチーム全体のプレーがシンプルになっていったのは彼の功績である。


未だ発展途上ではあるが、日本代表はこれまでに無い素晴らしいサッカーを見せた。
その中心に居たのは間違い無く本田であり、これからも彼の担う役割は非常に大きいと言える。


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